芸術科教育コースによるブログです。授業内容や学校生活の様子などを更新していきます。

2012年1月30日月曜日

こんにちは。つくばには先週降った雪がまだ日陰に残っています。寒い一日となりました。

 余談ですが、筑波は“パンのまち”と呼ばれるくらい、非常にパン屋が多いです。それだけでなく、研究学園だけに、パン職人の方も研究者肌が強いのか、飾りっ気がなく、小麦の本質に迫ったようなパンが多いです。ネットで見て頂けると分かりますが、町の中に隠れて店が点在しており、全ての店を見つけるのは容易ではありません。お一人で全て運営されている店も少なくなく、隠れた名店と呼ばれるものが多いです。すぐにパンの在庫が無くなり、お昼頃に閉店する店もあります。本当に、他では出会えないような、本格的なパン屋さんが多いので、是非一度、つくばに訪れてみて下さい。職人気質の高さに驚きますよ。

 さて、今日は、火曜日の美術科教育研究Bの授業をご紹介したいと思います。この授業は、大学院修士課程に在籍されている学生さんが各研究テーマを持ち寄って発表し、デイスカッションし、他の人の意見を聞くことで、今後の自分の研究をどう錬磨してゆくか考えてゆく授業です。講義参加者さんのうち、芸術支援領域の学生さんの研究テーマの一つを、私(和田学)が簡単にご紹介したいと思います。まだ、研究途中の段階のものなので、題目は仮題ですし、今後、内容も改訂される可能性があることを付記しておきます。
 
仮題)美術館の機関連携における調査研究と今後の展開に関する考察

 この研究は、国内の美術館同士の連携を促進し、広報活動・研究活動の質を高めようとするものです。現在、この研究は、美術館という枠組みを超えて、屋外の美術作品などの芸術関連施設を含めた地図作りの検討に入っています。この地図は、“アートマップ”と呼ばれるそうです。この研究では、あまり一目に触れていないような芸術作品やスポットを、現地の人々からの意見を参考にし、地図を制作することで、新しい地図作りの可能性を探っています。

 パン屋のご紹介が多くなりましたが、明日もよろしくお願いします。