芸術科教育コースによるブログです。授業内容や学校生活の様子などを更新していきます。

2012年9月7日金曜日

奥村高明先生の集中講義(9月2日)

 先日、9月2日(日)には、教育研究科の集中講義「教育計画論」がありました。  芸術科教育コースの担当授業(1時間30分)では、聖徳大学教授(元文部省教科調査官)の奥村高明先生に図画工作の授業計画についての講義をして頂きました。奥村先生は、著書「子供の絵の見方」などで大変著名な先生です。元文部省という経歴や、有名人にも関わらず、誰からの問いかけにも気さくに応じて頂き、講義も常にみなさんの関心の声や笑い声が絶えませんでした。  奥村先生の講義には、たくさんの院生や現場の先生方が聴講に来られましたが、「はっ」とさせられるような言葉や、豊富な映像資料などで分かりやすく解説して頂きました。受講生のみなさんからは、大変な反響を受けました。例えば、生徒の図画工作の評価について、作品ではなく、生徒の視線の方向を見るべき必要性を説き、その具体的な方法を豊富な資料を通じ、分かりやすく解説して下さいました。  講義後も、奥村先生にご相談される現場の学校の先生方が後を断ちませんでんでした。その後、芸術科教育コースでは、研究室に戻り、奥村先生への質問をさせて頂くなど、勉強会を開き、とても有意義な時間を過ごすことができました。(文責・和田学)