水曜の芸術科教育特講の授業(3学期)では、院生の方が選んだ研究論文を基にデイスカッションをしております。1月は、以下の日程の基、3編の論考を基に、考察を行いました。全体的に、美術制作を苦手とする生徒さんを対象にしたものであったように思えます。実際の授業の中で、どのような支援を行えばよいのか、その手掛かりを見つけていきたいものです。
●2013年1月9日(水)*授業なし
●2013年1月16日(水)/高浦浩「児童画のつまづきの基本構造—観察表現におけるつまずきの傾向と発生原因—」『美術教育学』第9号、1987年、123-133頁。
●2013年1月23日(水)/竹内晋平「相互鑑賞を通した自尊感情の形成—図画工作での実践と心理測定結果からー」『美術教育学』第29号、2008年、327-338頁。
●2013年1月30日(水)/奥美佐子「描画過程における子ども間の模倣の研究—模倣を創造へ導くためにー」『神戸松蔭女子学院大学研究紀要・人間科学部編』第1号、2012年、61-73頁。